三郷ボーイズ行動指針
- 学生としての基本的な行動
(1)時間厳守
・10分前行動、5分前集合をすること。人を待たせることは、時間泥棒である。
(2)あいさつ
・人間としてコミュニケーションの第1歩である。あいさつをして気分の悪い人はいない。人の目をしっかり見て、元気よく、はっきりと大きな声で相手に伝わるようにすること。
あいさつは、全ての行動を一時休止し、立ち上がって行うのが礼儀である。
・「おはようございます」「こんにちは」「失礼します」「ありがとうございます」などの日常的な挨拶は、とっさに出るようにすること。
「ちわーす」などというのは挨拶とは言わないばかりか、相手に大変失礼である。
さらに、お辞儀をしながら声を出す「ながらあいさつ」にならないようにすること。
(3)報告
・何かあった時には、世話になった人、関係者に明確に報告する。
(4)連絡
・欠席、遅刻、早退、行動予定等、自分の行動に変化があるときには、早めに連絡すること。なるべく、連絡すべき人に会って話すこと。
その時間がないときには電話を入れること。電話がつながらないことは連絡したことにならない。
言うまでもないが、自分のことは自分で連絡すること。また、連絡すべき人の優先順位を考える。
(5)相談
・練習、生活していく上で、悩みが生じた時には、一人で解決しようとしないで、監督、コーチ、先生、先輩、同僚、家族などに相談すること。
(6)お礼
・人間は、必ず誰かにお世話になって生きている。可能であれば実際に会って、不可能であれば電話の後、手紙を書くなどしてなるべく早く相手に感謝の意を伝えること。
(7)身だしなみ
・髪の毛は、染髪、長髪は禁止。ピアス、イヤリング、ネックレス、指輪等の装飾品の装着は認めない。服装は、清潔・質素を基本とし、だらしなく、不潔感のある格好は認めない。
いつ誰に見られてもいいようにしておくこと。高校のスカウトなど人との出会いは突然やってくる。対応できるようにしておくこと。
(8)約束を守る
・約束を守らないことは、人間的信用を失う。
- 野球選手としての基本的な行動
(1)身だしなみ
・身だしなみはその人自身の鏡である。チームで言えば、一人の身だしなみがチーム自身を表す。ユニフォームはチーム全員で共通理解の上、きちんと着用すること。
・正面にきちんと着用。後ろ向き、横向きの着用はしない。
・上着のすそで、ズボンにいれるべきものは、ズボンにいれること。パンツのすそは、膝下まであげ、折り込むこと。
◆練習の開始から終了まで。
・ アンダーシャツ―アンダーシャツは下着である。下着のままで、練習・ウォーミングアップ・クーリングダウンをしないこと。
・ストッキングは、だぶついていないようにしっかり止める。
試合でのかかと全体まで、すっぽりかぶっているタイプ(カラーソックス)は認めない。
試合でのハイカット、ミドルカットタイプは認めない。
(2)妥協をしない
・自分は今、何がしたいのか、何をしようとしているのかを常に考え、全てに目的意識を持つ。そこから、自分自身を高めるよう妥協しないで鍛える。
(3)意味のある声を出す
・挨拶、返事、掛け声、叱咤、激励、指示、意思表示、雰囲気づくりなど、その場に応じた的確な声を心がける。
(4)機転を利かす
・全てがマニュアルどおりにいくとは限らない。ケースバイケースで状況に合わせた、とっさの判断を下し行動すること。
(5)俊敏な行動
・ぐずぐずと始めず、頭の回転を速くし、物事をすばやく処理できる行動力を持つ。
自分自身の個人的欲求を抑え、学生らしい行動を心がける。
(6)強い精神力
・いかなるときでも自分をコントロールできる強い精神力を持つ。
社会に出ると思い通りにならないことばかりである。物や道具、自分より弱い人に当ることのないよう耐えることを覚える。
(7)『いざ』は普段なり
・人間は、ピンチの時とチャンスの時(いざというとき)に普段の自分が出る。普段の行動、練習から『いざ』を想定する必要がある。
すなわち、日常の行動の質を高めていく必要がある。その結果、野球においても勝負強さが出てくる。